「好きなことを仕事にする」とは時間拘束比率を低くすること

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こんにちは、荻原朝飛です。

今回は、「好きなことを仕事にする」=「人生における時間拘束比率を下げていくことである」というお話をしていきたいと思います。

 

 

時間拘束比率の求め方

「時間拘束比率」っていうのは僕が勝手に作り出した造語なんですが、簡単な式で算出することができます!

時間拘束比率を求める式

嫌なことをしている時間÷起きている時間=時間拘束比率


この式から「1日の中でどれだけ嫌なことをしているか?」というのが分かるんです。

具体例を挙げていくと、例えば以下のような1日を過ごしている人がいたとします。

具体例
  • 8時間寝る
  • 8時間いやいや働く
  • 通勤に片道1時間(往復2時間)かかる

この人の場合、嫌な仕事に要する時間は1日10時間。

先ほどの式に当てはめてみると、

10時間÷16時間=0.625

つまり、この人の場合は時間拘束比率は62.5%

1日のうち起きている時間の62.5%を拘束されているということが、この式から分かります。

逆に言うと、この62.5%という時間拘束比率の数字をどんどん下げていくことで、ストレスなく、自分の好きなことをする時間が増えていくと考えることができます。

時間拘束比率をどんどん下げていこう!

先ほどの例で、通勤時間がほぼ0になるような工夫をしてみましょう。
会社の近くに引っ越したり、在宅で仕事をできるようにすると、通勤時間はほぼ0になりますよね。

改善例
  • 8時間寝る
  • 8時間いやいや働く
  • 通勤に片道1時間(往復2時間)かかる⇒ここを0にする!

実際には0にはならなくても、計算しやすいように「0」と仮定してみると、どうなるでしょうか?

通勤時間が0になったので、実際に嫌な仕事に費やす時間は、1日8時間になったわけですよね。

これを時間拘束比率の式に当てはめて、

8時間÷16時間=0.5

つまり、50%が時間拘束比率になります。

通勤時間をなくすだけで、時間拘束比率を60%から50%まで下げることができましたね!

このように、通勤時間を減らすことにはメリットがあります。

やっぱり楽しいと思える仕事をするのが一番

通勤時間を減らすことにもメリットはあるんですが、やっぱり楽しいと思える仕事をするのが一番良いですよね。

「それができれば苦労しないよ!」って声もあるとは思うんですが。

通勤時間があったとしても、仕事が楽しければ、時間拘束比率はぐっと下がります。

たとえば、仕事が楽しければ、仕事は「嫌なことをしている時間」に入らないので、

2時間(通勤時間)÷16時間=0.125

時間拘束比率は、12.5%なんですよね。

このように、自分が「好きだな」「楽しいな」と思える確率を上げて、「嫌だな」と思っている確率を減らせば、相対的に幸福度を上げることができるんです。

これを意識して、自分がどれくらい嫌なことに拘束されているかというのを考えて欲しいなと思います。

たとえば、

  • 「事務作業は嫌だけど、接客の仕事は好きだ」
  • 「営業したり契約を取ったりするのは好きだけど、会議はおもしろくないな」

という感じに。

もちろん、仕事全部が楽しかったら良いんですが、現実的ではありません。

でも、「どれだけ自分の好きな仕事を増やしていけるか」という点は、会社員でもある程度の裁量が効くと思います。

たとえば「残業をしない」とかですね。

こうやって「好きなことに時間を使っていく」という意識を持ってもらえれば、だいぶ変わるんじゃないかな?と思います。

今回のまとめ:理想の時間拘束比率は0%

僕は、時間拘束比率を0%にしたいと思っています。

だって人生の時間は限られているし、「嫌なことをする時間は極力0にしたいな」って思いながら今まで行動してきました。

そのために、自分が何もしていなくても価値提供できる仕組み(たとえばYouTube動画作成)をつくったりとか。

僕は働くことは結構好きなんですが、嫌なことをしてその我慢料として給料をもらうのは嫌でした。

だから今は、動画を撮ったり、ブログ書いたり、プログラミングの講座をしたりして、時間拘束比率っていうのはめっちゃ低くしています。


今回は、「自分の時間が1日どのくらい嫌なことに拘束されているのか?」ということを計算してみると面白いんじゃないかなと思って、時間拘束比率の話をしました。

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