プログラミングの需要は今後どのようになっていくのか、気になるところですよね。
今から始めても、十分稼げるのでしょうか。
今回は「プログラミングの需要」についてお話していきます。
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プログラミングスキルを持った人の需要は増えていく?
という質問に対しては
と答えます。
20年~30年後については分かりません。
もしかするとプログラミングに変わる新しい技術が発明されるかもしれません。
しかし、現状むこう数十年はプログラミングの需要が尽きることは無いでしょう。
こちらでは、日本でのIT業界の現状や、プログラミングスキルの需要について紹介します。
①IT業界の求人数の増加
IT業界というのは、年々成長している業界でもあります。
具体的な数値については、経済産業省が発表しているデータで2009年度には25兆円規模だった市場が2017年度には34兆円規模にまで膨れ上がっています。
さらに求人数については2008年の時点で79万人だったものが2018年には109万人まで急増していて、10年間で30万人も増加しています。
ちなみに、肝心の求人倍率については2013年の1.3倍から2018年には2.61倍と、5年間で2倍近くにまで増加していることが挙げられます。
近年ではコロナウイルスが蔓延するまでは就職市場も売り手市場になっていて、どの業界でも求人倍率は高くなっていました。
現在は活動自粛を推奨している企業も多いので求人倍率は減少している傾向にありますが、それでもプログラミングスキルのような専門的な技術を持っている人は引っ張りだこでしょう。
②人材不足の現状
上記でも紹介した求人倍率が示すように、2020年現在ではプログラミングスキルを持った人が圧倒的に足りていません。
この人材不足の現状が何を表すのかというと、
「一定以上のスキルを持った人は仕事に困らない」
ということを指し示しています。
最近ではITエンジニアが不足しているということもあり、転職業界で紹介所経由の転職が増加している傾向にあります。
基本的に給料や収入というのは市場規模と需要によって決定することが挙げられます。
そのため、さっさとプログラミングスキルを身に着けて早く転職したほうが現状よりもいい暮らしが出来ると気づいた人が多いということでしょう。
③小学校でもプログラミングの授業が開始
と言っても、全国的な非常事態宣言なので公立の小学校についてはほとんどが休学になっていると思います。
そのため、新しい教育課程であるプログラミングの授業については出来ていないところも多いですが、今年から全国の小学校でプログラミングの授業がスタートします。
小学校でもプログラミングの授業が必修化されたことによって、15年後くらいの日本ではプログラマーが増えると予測されます。
けれども、急激に増加するかと言われるとそうでもなく、現状よりも少し増える程度に収まると思われます。
しかし、プログラミングが必要になるからこを小学校でも必修になるのだ、ということを頭に入れておいてください。
需要がある=プログラミングで稼ぎやすい
プログラミングスキルを持っている人の需要が高いということについては分かってもらえたと思います。
それでは、需要があるということはどういうことなのかというと、それは「稼ぎやすい」ということです。
需要が高ければ高いほど求められるスキルは低くなる傾向にあり、高いスキルを持っていればそれだけ稼げるということにも繋がります。
それでは、需要が高まったことによってどのように稼ぎやすくなったのか紹介していきましょう。
単価の高い仕事が多い
僕自身が思う「需要が高いなぁ」と感じるポイントですが、それは「1つの仕事あたりの単価が高い」ことです。
今では、一般の企業にもプログラミングで出来ることが浸透してきたように思えます。
そのため、大手のIT企業にスキルの高い人が集中するようになり、一般企業は単価を上げて人を集めているのが現状だと思います。
単価の高い仕事が多いというのはスキルを身につけるモチベーションとしては最高ですね。
クラウドソーシングでいくらでも仕事はある
僕がオススメしているのは「プログラマーとして企業に就職する」ではなく、「プログラマーが出来るフリーランスとして独立する」ということです。
プログラミングで年収1,000万稼ごうと思ったら、独立してフリーランスになるのが手っ取り早いです。
しかし、
と思う人も多いかも知れません。
確かに、プログラマーが独立する際には前職の取引先などに声を掛けて仕事を割り振ってもらうのがポピュラーな流れです。
けれども、最近はクラウドソーシングで仕事を発注する企業や個人の方が増えていますので、クラウドソーシングを上手く活用すれば仕事はいくらでもあります。
そのため、ある程度のスキルを身につければクラウドソーシングで簡単な依頼から初めて見るのも良いかも知れません。
未経験から始めて稼いでいる人も多い
プログラミング業界では、未経験から初めて数年ほどで年収1,000万に到達したという話を耳にすることが多いです。
これは、本人の努力の成果ということでもありますが、全くの未経験から初めて年収1,000万の金額に到達するのは需要が高い業界しかありえません。
需要が低い業界になると、報酬も低く、求められるスキルは高くなる傾向にありますので、どうしても稼げないんです。
これからプログラミングを学ぼうとする人にとって、未経験からでも稼げるというのは大きな希望になるのではないでしょうか?
副業にもおすすめ
プログラミングは副業にもおすすめとなっていて、基本的には単発の仕事をこなして報酬をもらうというような流れになります。
プログラミングというと大人数でチーム分けして1つのものを作り出すというようなことをイメージする人が多いです。
しかし、小規模な案件では作業人数が1人で、1日~3日ほどで完了するようなケースも少なくありません。
もちろん、報酬に関しては相応の金額となってしまいますが、副業としては十分な収入となります。
これはあくまでも個人的な意見となりますが、フリーランスとして独立した際にも初めは小さな案件からコツコツとこなしていくことをオススメします。
初めから大きな案件に手を出してしまうと自分の手に負えない状況になったときに困窮してしまいます。
需要のあるプログラミングスキルを身につける方法
一口にプログラミングスキルと言っても、言語やスキルレベルによって需要のあるなしは大きく異なります。
どの言語を学習する場合でも一定のスキルが求められるのは変わりません。
そこでこちらでは、プログラミングスキルを身につける方法について詳しく紹介していきます。
その1.本で学んでみる
プログラミングスキルを身につけるのに書籍で学ぶというのは初心者が陥りがちなミスです。
確かに、本屋に行けば必ずと言っても良いほどプログラミングに関する書籍が販売されています。
プログラミングスキルを身につけるために、書籍で学習するというのは間違った行為ではありませんが、初心者にはオススメすることが出来ません。
その理由としては、プログラミングスキルが培われていない初心者の場合、どの書籍が自分にとって最適なのか判断するのが難しいからです。
書籍のタイトルには「初心者からでも初められる」とか「誰でも簡単に身につく」というような煽り文句が使われていても、実際に中を読むと中級者以上が対象なものも多いです。
もちろん、数あるプログラミングスキル向上のための参考書の中には初心者向けのものもあります。
しかし、たくさんの書籍の中から完全に初心者向けの本を探し出すのは非常に大きな労力を必要としますので、正直なところオススメできないのが現状です。
もしも、本でプログラミングスキルの勉強をしたいというのならば、パラパラとめくる程度に抑えておくのが良いでしょう。
その2.無料サイトで学んでみる
需要のあるプログラミングスキルを身につけるための最初の一歩としてオススメなのが、「無料サイトで学ぶ」ということです。
初めからプログラミングスクールで学ぶということもオススメですが、どのようなことをするのか全くわからない状態でお金を払って学ぶのは怖い人も多いでしょう。
そこで役立つのが無料サイトの情報です。
最近ではほとんどのプログラミング言語で初心者向けの上達方法などが公開されています。
そのサイトを見ながら学習するだけでもプログラミングスキルの基礎知識としては十分に養われます。
まずは自分が身に付けたい言語について調べて、無料サイトの課題を参考にして学ぶと良いでしょう。
そしてある程度の学習が修了した時点で次のステップに進むのがオススメです。
中には無料サイトの情報だけで仕事を始めようとする人も存在しています。
しかし、仕事として取り組むためにはキッチリとした知識や経験というスキルが必要なので、その点に関しては注意が必要です。
その3.プログラミングスクールで学んでみる
僕がオススメするプログラミングスキルを身につける方法としては、「プログラミングスクールで学ぶ」ことです。
おすすめなのは僕も通ったTechacademyで学ぶことです。
Techacademyは、基本的に初心者向けのカリキュラムとなっていて、「最速で初心者を脱する」ことを基本理念としています。
そのため、挫折しにくいレッスンスタイルとなっていて、通学タイプのプログラミングスクールと比べるとかなり安いです。
残念ながら転職保証サービスについては付いていませんが、卒業生の多くが仕事を獲得することに成功しています。
就職するよりも独立したほうが圧倒的に稼ぎやすいので、僕のレッスンでは「就職の仕方」よりも「仕事の取り方」をメインで教えています。
どちらのほうが自分に合っているのかということを判断できるのはあなただけなので、まずは自分が何のためのプログラミングを学びたいのかということを明確にすると良いでしょう。
まとめ:プログラミングの需要は今後も増えていく
冒頭でも紹介したように、今後のプログラミングの需要は高まっていく一方だと思われます。
需要が増えれば稼ぎやすくなるということは十分に理解してもらえたと思いますので、あとは最初の一歩を踏み出すかどうかだけです。
年収1,000万プレイヤーなんて夢の存在と思っている人も多いかも知れませんが、プログラミングの世界ではそれなりに多いのが現状です。
将来的に市場が縮小すればどうなるか分かりませんが、少なくとも10年後ぐらいまでは広がり続ける未来しか見えません。
そのため、今からでも始めれば数年後には今の年収よりもアップする可能性は高くなるでしょう。
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